ことり記

3年目バードウォッチャーの息子(9歳)の探鳥&日々の暮らしの記録。そしてときどき、弱った自分にかける言葉など。

むすこのこと

鳥のおもちゃ作り教室へ②

新座の駅でおばと待ち合わせ、
初めてとり村を訪ねると・・・。

建物の外に設えられた鳥のゲージに、
二羽でぴったり寄り添う
ベニコンゴウインコとルリコンゴウインコ、
タイハクオウム、キバタンに会えました。

みんなフレンドリーで、

「アオヨー(おはよー)」
「コンニチハ」
と出迎えてくれます。

動物園でしか見たことのない
大型のオウムたちを間近で見られ、
息子は目がハートになっていました。

 *

ちなみに、
息子がオウムに夢中になったのは、



を読んでから。

この本は、
オウムの賢さやかわいらしさ、
甘えん坊っぷり、
大型オウムとの暮らすことの
楽しさと大変さ、などなど、
細かなまでしっかりと描かれていて、
読み応えある良書です。

これを読んだあとの
息子の将来の夢のひとつに、
コキサカオウムを飼うことが
加わりました。

 *

さて、とり村に入ると、
息子だけでなく大人ふたりも
鳥との交流とおもちゃ作りに夢中になり、
写真を一枚も撮らなかったのが
いまとなっては悔やまれるのですが・・・。

ともかくも
それぞれのおもちゃが完成です▼

3人の作品 (2)

このほか、もう一つずつ、
とり村の鳥たち用にもおもちゃを作り、

その後は、そのおもちゃを、
施設内の鳥たちにプレゼントするために、
鳥たちの生活の場である
バックヤードに連れていってもらいました。

BlogPaint

お目当てだったオオバタンのダイちゃんに
自作のおもちゃをさっそくかじってもらい、
息子、はにかみ顔です(^з^)-☆
(▲TSUBASAの方が撮ってくださいました)

息子はペットショップに行って、
空調が効きすぎて寒そうにしていたり、
おもちゃなどなしで過ごしている鳥たちを見ると、
「ポー玉って幸せだよね。
好みのおもちゃで一日中遊んで、
好きなキビだけ食べてあとは残して、
水浴びもさせてもらって、
歌も歌ってもらえて……」とよく言っています。

が、とり村で、TSUBASAのみなさんの丁寧で、
愛情の籠ったお世話を受けている鳥たちを見て、
「里親さんが見つかったらもっといいけど、
村の鳥たちも幸せだよね」
と、しみじみ話していました。

次は、息子の愛鳥ポー玉が、
1歳を迎えて、ドックランならぬ
バードランにさんかできるようになったら、
いっしょに行きたい! と、
張り切っています。

鳥たちと、
親切なスタッフの皆さんのおかげで、
充実の時間になりました。






鳥のおもちゃ作り教室へ①

息子の愛読書のひとつで、
鳥と人との間に生まれた絆の物語を
やさしい言葉で綴った『鳥のはなし』▼



がきっかけで
「認定NPO法人TSUBASA」
https://www.tsubasa.ne.jp/
という団体のことを知りました。

TSUBASAは、飼い鳥(インコ・オウム・フィンチ)を
飼えなくなった方から保護している、
レスキュー団体です。

今日は、そのTSUBASAが運営している
埼玉県新座市のとり村のイベントに、
私と息子とおばの三人で参加してきました。

村の鳥たちと自分の愛鳥のために
手作りおもちゃをつくるというイベントです。
*作ったおもちゃのひとつ▼
(写真は、おもちゃを見上げる息子の愛鳥)

ポー玉おもちゃ5

おもちゃを作ったあとは、
とり村で保護されている鳥たちに
作ったおもちゃをプレゼントし、
遊ぶ様子を目の前で観察できるという、
インコとオウムに夢中の息子にとっては、
夢のようなイベント。

期待通り、オオバタンをはじめ
大型オウムから小型のインコまで
たくさんの鳥たちが生活するとり村で、
和やかで楽しい時間を過ごすことができました。

が、今日はもう遅いので、
明日は、このイベントのことを
詳しく書きたいと思います。

よろしくお願いします♪







巣立ったツバメ、巣に戻る。

夕方、息子と犬と散歩に出ると、
ツバメの巣が空っぽになっていました。

空っぽ0729

そうか、昨日体調を崩してダウンしている間に、
巣立っちゃったんだな――
そうかそうかと旅立ちを喜びつつ、
ちょっとしんみりしていると、
ピーンピーンと鳴き声が響きました。

声の方を仰ぐと、

0729ツバメ巣立つ

つばめが6羽、電線に下り立ちました。
うち2羽はしゅっとしたシルエットなので、
すぐ親とわかります。

一昨日まで、巣には5羽のヒナがいたけれど、
ほやほやの毛が残っていて、
飛び方もぎこちないヒナは、
4羽に減っていました。

0729危なっかしい

それでも、ツバメの親子とまた再会できるとは。
息子も「飛ぶの下手」とか言いつつ、
喜んでいました。
0729巣立ちたてほやほや


  *

公園の沼を一周して、
30分後くらいにまた巣の前を通ると、
電線にツバメたちの姿は消えていました。

あのヒナたちは、今ごろどこにいるのかな。
これから頑張れよ――
などと想いをいたしながら、
やや感傷的な気分で空っぽの巣を見上げると、


   エッ(゜ロ゜@)!!


0729出戻りびな2

ヒナたちが巣に戻っています。

1羽減っているのに巣はぎゅうぎゅうで、
たった2日の間にツバメたちが
どれだけ成長するか、よくわかりました。

20170728ツバメきょうだいかわいい

それにしても、
ツバメのヒナって、飛ぶようになってからも、
巣で寝るんですか。
たしかに、急に大人たちと同じねぐらに、
巣立ち間もないヒナまで入っては、
群れとしての統制をとるのも難しそうですし、
生き延びるのは大変だろうななどと
考えてはいましたが、発見でした。

0729出戻りびな

りりしくも、かわいいぞ!




ここからは、母のつぶやきなのですが・・・

私の目標のひとつに、
いつ息子が親ばなれを迎えても、
ぱっと気持ちよく手を離せる親でありたい、
というのがあります。
きっとその日までもあっという間なんだろうなと、
ツバメを見ていて感じました。

ヴァレリーの詩じゃないけれど、
息子の「独り立ち」いう風が吹いたら、
「さ、じゃあ自分の人生を行きますか!」
とすたすた歩き出せるように、
私も日々精進せねば、です。いやホントに。









夏鳥に会いに、日光へ。2017年④愛しのコサメビタキ篇

日光3日め、最終日。
雨の予報が、晴れときどき曇りという天気。
赤沼車庫から千手ヶ原を目指しました。

去年ニュウナイスズメが営巣していた木の穴は
どうなっているか。
また、せっかく日光にきたので、
キバシリに、ゴジュウカラ、
その他カラ類も見たい、という思いです。

そんななか、私のいちばんの収穫は、
コサメビタキのお母さんを見られたこと。

2017日光コサメけ

木の枝で、お餅みたいになっているのはなぜ?
と、写真を撮って拡大してみたら、
浅い巣にすぽっとはまって、
卵を温めていたのでした。

かわいい(*´∇`*)

ゴジュウカラも見られました。
母カメラ▼

2017日光ゴジュウカラま


息子カメラ▼
2017日光ゴジュウカラけ


写真はいまいちですが、
朽ち木のうろに巣作り中で、
何度も行ったり来たりする様子を
たっぷり観察できました。

ひっそり枝に止まるビンズイを、
息子が見つけて教えてくれました。

2017日光ビンズイ2け


千手ヶ原では、一羽のホオアカが、
一生懸命さえずっていました。
息子カメラ▼
2017日光ホオアカノートリけ


母カメラ▼
2017日光ホオアカま


バスを待つあいだ、詳しい方が息子に、
「少年、あそこに昨日の熊剥ぎがあるぞ」
と教えてくれたのが▼
2017日光クマハギけ


新しい木の香りがして、
傷が新しいことを知らせていました。



今回は天候がいまいち、鳥の出もいまいちで、
昨日は、「もう歩けない」「疲れた」と、
苔から滴る水を舐めたりして、
疲れを癒していた息子でしたが、
2017日光滴を飲むけん


旅の最後には、満足したようです。

一昨年くらいまで、楽しかった旅の帰りは、
名残惜しさに涙していた息子ですが、
今年は「楽しかった!」と明るく言って、
帰りの車に乗り込むとすぐ、
「ポー玉に会いに帰ろう」と、
自分を待つ愛鳥の飼い主の顔になっていました。




夏鳥に会いに、日光へ。2017年③コルリ篇

午後は雨の予報だった連休中日、
雨が降るまで、と、湯川沿いを歩きました。

すると、晴れ間も見えてきて、
刈込湖のコースを上り下りしていたときより、
鳥の声も多く聞こえます。

そして、湯川を渡る橋のところ、
去年ヒガラやコガラの水浴びを見たあたりで、
鳥の影を見つけました。

コルリ♀ま日光

はじめははっきり見えなくて、
「あれ何だろうね?」と観察していたところに、

ぴょんっ!

2017日光コルリ♂ま

コルリ♂が目の前に飛び出てきました。

長めの脚、ブルーと黒の羽のコントラスト、
こんなにはっきりとコルリを見たのは
初めてです。

それで、先の蛾を加えた鳥は、
ああ、コルリ♀かとわかりました。

2017日光コルリけ

2羽は、私たちの目の前で、
お互いへのプレゼント(?)の蛾と青虫を
くわえたまま、飛び回っています。

コルリディスプレイ3

その間、オスは何度も尾羽を立て、
ディスプレイ行動を繰り返します。

コルリディスプレイ日光

コルリディスプレイ2日光

そうして数分間ののち、この愛らしくも
たくましく生き、番おうとしている鳥たちは、
川の向こうの茂みに消えていきました。

それにしても、なんという幸運でしょう。
「このために日光に来たって感じ!」と、
表情は控えめながら、息子が
心から感じ入っているのがわかりました。

私も同感です。
こういう瞬間に出会えるから、
また鳥を探しに出かけたくなる。
まさに夢中(夢の中)、そんなひとときでした。

とうとう降ってきた雨に少しだけ濡れましたが、
「きっと、この天気だからこそ、
コルリがあんなところに出てたんだな」と
しみじみする息子の口調も含め、 思い出深い1日となりました。






夏鳥に会いに、日光へ。2017年②サルくらいしか…篇

午後は雨の予報まで出ていた2日めの朝です。
鳥が少なく、天気もいまいち。

降られる前に、コマドリ狙いの刈込湖まで
なんとかたどり着きたい私たちは、
朝御飯を急いで食べ、さっそく歩き出しました。

宿を出て、温泉の源泉付近の木道を行くと、
遠方の木の枝が揺れて、サルの群が現れました。

2017日光サル親子

ハイキングコースに入ると、
木を伝っていたサルと鉢合わせ。
目が合ってしまい、
キッとにらまれたので、早々に退散しました。

2017日光サル怖いま

ホトトギスやカラ類の声が時折響くなか、
メゾソムシクイや、
オオルリの若いのかな?と思う個体が
出てきたりしたのですが、

2017日光メボソムシクイ4け


2017日光オオルリ♀?け

やはり鳥は少ないです。

さすがに刈込湖付近になると、
コマドリはじめ、鳥の声が増えてきましたが、
見られたのは、昆虫、小魚、小さなカエルくらいでした。

ちびガエル2017日光

2017日光刈込湖


息子、「脚が重い」「もう歩けない」と言い出しました。
得意の脚マッサージをしてあげると、
元気を取り戻してくれ、気を取り直して、
午後は湯滝のあたりを
散策することになったのでした。

③に続く。




夏鳥に会いに、日光へ。2017年①鳥が少ない?篇

久しぶりのことり記です。
今年も海の日の連休に、2泊3日で、
夏鳥を見に出かけてきました。

雨の予報が出ていたのですが、
なんとか3日間、降られずに過ごせたこと、
万々歳でした。
とはいえ、降りそうで降らない天気の日には、
鳥の姿は少ないもの。

1日めは、去年カワガラスなどを見た湯滝方面を
散策しましたが、ほとんど鳥は見えません。
スタート時に見かけたウソと、

2017日光ウソま


湯本温泉付近のキセキレイ(ボケボケ)、

2017日光キセキレイま

温泉の源泉付近のマガモの親子くらいで、

今年トレッキングシューズデビューして
はりきっていた息子の背中が、
ちょっぴり、いや、かなり残念そうです。

2017日光新しい靴ま

自然相手だから仕方ないとわかっていても、
我が子が残念そうにしているのは切ない。

ですが翌日、
そんな切なさも吹き飛ぶような出会いが
待っていたのでした。

②に続きます。









カラスのヒナを見つけた。

いつもの公園で犬たちを散歩させていたら、
生まれたばかりのころの息子の泣き声を
カラスっぽくしたような、細い鳴き声がした。

へえ、こんなところに巣を作ってたんだ。
ちょうどカラスの親鳥が、
巣の中のヒナに餌を与えにきたから、
子ガラスが騒いでいたのだった。

親がまたエサ探しに行ってしまってから、
いろんな角度で見上げてみると、見えた▼

カラスの子

ちなみに、巣全体はこんな感じだ。▼

カラスの巣

この、くちばしの付け根の赤い部分、
ヒナって感じで、かわいいなあ▼

カラスの子アップ

今日の晩ごはんの時間には、
このことを息子に教えよう!
そう思って、一日がんばった、
週のはじめの月曜日。
























買い物ついでにサギ団地。

昨日、復路の船でたっぷり寝て、
「また筑波山行きたい!」と
はりきっていた息子でしたが、

犬の散歩に出てみて、
思ったより溜まった疲れに気づき、
「筑波山今日はやめよう?」。

じゃあかわりに、ということで、
買い物ついでに土浦のサギ団地に
行ってきました。

だいぶヒナが育っていました▼

三兄弟

サギの親子は、相変わらずの迫力です▼

怖い親子

来週は、美しい小鳥を見たい。




三宅島に行ってきた。

「みたくじま行くのいつ?」と
毎日訪ねてきていた息子が、
「三宅島(みやけじま)」という読みを
ようやくしっかり覚えた一昨日。

竹芝桟橋から東海汽船の橘丸に乗って、
三宅島に鳥を見に行ってきました。
夜出航して、朝到着の探鳥旅行は、
鳥好きの先輩たちが一緒です。

お一方は初対面でしたが、なんと、
いつも息子と見ているブログの方でした。

島に降りて、まず最初に見に行ったのが、
ウチヤマセンニュウ(息子カメラ)です▼

ウチヤマセンニュウ

ウグイスと同じ一属だけに、地味な姿ながら、
愛嬌のある美声を高らかに響かせていました。
車の中からは、一瞬でしたがアカコッコ、
遠く遠くには、カラスバトの姿も見えました。

次に、大路池に移って、鳥を探しました▼

三宅島の風景

慣れない船で一夜を明かし
短くて浅い睡眠しかとれていないのに、
生まれて初めての島での鳥見です。
声高らかに鳴いているタネコマドリや、
ときどき見えるオーストンヤマガラなど、
息子がわくわくしながら、
頑張って歩いているのがわかりました。

何度か出会ったミソサザイは、
筑波山などで見るのと違い、
たいてい木の枝にとまっていました▼
(息子カメラ)

はっきりしない鳥3

池を一周した後は、アカコッコ館で、
観察用の水場にやってくる鳥を待ちました。

まずはアカコッコ(息子カメラ)▼

アカコッコ

イイジマムシクイ(母カメラ)▼

イイジマムシクイ

シチトウメジロ(母カメラ)▼

シチトウメジロ

・・・と、ここで息子はダウンです。
疲れと眠気で立っているのがきつくなって、
館内の小上がりでひとり静かに、
アカコッコの塗り絵を楽しんだり、
ゴロゴロしたりしていました。

オーストンヤマガラ(水浴び中)▼

オーストンヤマガラ

オーストンヤマガラ(水浴び後)▼

オーストンヤマガラ枝

私が今回いちばん気に入ったのは、
高めの鳴き声がかわいい、
イイジマムシクイでした。正面顔▼

イイジマムシクイ正面

   *

再び橘丸に乗り、帰路につきました。
船上で海鳥を見るというイベントも
残っていたのですが、
私たちふたりはもうへとへとで、
見るより休むに時間を費やしました。
美しいブルーの海を見られただけで、
十分満足です。
パステルで描きたい、青の世界▼

絵に描きたい青い海と空

帰り、息子は疲れて無表情でしたが、
知らなかった世界を彼なりに堪能して、
とても楽しく、いい経験になったようです。
最寄り駅につくと、
「なんか。行く前より、
いつもの場所が小さくみえる!」
と、改めて三宅島で感じた興奮を、
語って聞かせてくれました。

そんな息子の変化と成長を
そばで見られることが、
私にとっては、なによりの喜びです。

今回の旅を一緒に体験させてくれた、
鳥見の先輩と三宅島に、感謝です。