ことりと暮らし記

小さな3年目バードウォッチャーの息子(9歳)の探鳥&成長記録。そしてときどき、弱った自分にかける言葉など。

むすこのこと

すばしこいキクイタダキ。

週末ルリビタキを見に行ったとき、
もうひとつ嬉しかったことがありました。

それは、いつもは高いところにいて、
じっくり見られた試しのないキクイタダキが、
かなり低い位置に降りてきていて、
はじめてゆっくり見られたことです。

とにかくすばしっこくて、
私はなかなか写真に撮れませんでしたが、
息子が撮ってくれていました▼

20170226キク2

菊戴(キクイタダキ)の名の由来になっている、
頭部の黄色もよく見えました。

20170226キク4

間近で響く賑やかな鳴き声にも、
心が弾みます。

20170226キク3

まんまるい小さな目も、
とっても愛らしい鳥でした。

また行きたいな、
高崎自然観察公園。






ルリビタキに。

今日はいいことがふたつありました。

ひとつは、ある方から
ルリビタキのそれはきれいな
写真を送っていただいたこと。
その日の光を味方につけた
写真がとらえたフォルムは完璧で、
ヒタキ類の体のラインの美しさ、
野鳥の凛々しさが際立つ一枚なのでした。

そしてもうひとつは、市内の自然観察公園に
息子とルリビタキを見に行って、
去年来ていたブルーの濃い個体を、
また見られたこと。

20170226ルリビタキ高崎2

20170226ルリビタキ高崎3

ルリビタキは、私がいちばん好きな鳥。
もともとヒタキ類が好きなうえに、
ブルーと白と山吹色の色の組み合わせが
とにかく好きで、
友だちがやっている文具イベントで
紙巻き鉛筆を作ったときも、
この色の組み合わせにしました▼

DSC_0646

美しい色や、絵、写真、
そして凛とした自然には励まされます。
ルリビタキに感謝の一日でした。




夏羽のアトリ。

午後になって、いつもの公園に
遅い散歩に出ました。
息子も一緒です。

アトリの群れが、
木の枝と地面を行き来していました。

20170225アトリ群れ夏羽混じり

散歩中は、
最近いろんな意味で息切れ中の私を気づかって、
息子がさまざまなバリエーションの変顔をして
笑わせてくれました。

はたから見れば、
お調子者の男の子だったでしょうが、
いつもは恥ずかしがりで、
でも思いやりがある優しい子です。

今シーズン公園で見られるなかで、
とりわけアトリが気に入っている私に、
「もう夏羽の個体がいたよ」と、
写真を撮ってきてくれました。

201702アトリ夏羽

これは……まるで焦げた餅のような??
いやいや、黒い頭が凛々しい個体です。

もうすぐ季節も巡るのだなあ。
さくっと前に進みたい!






今週末は、休養。

風邪をひいたとか、
そういうわけではないのだけれど、
今週は鳥を見にどこかにいったりはせず、
息子と買い物に行ったり、
一週間分料理の作り置きなどをして、
ゆるっとした休日を楽しみました。

というわけで、見たのは
いつもの公園のマガモ▼

20170205

おしりのカール羽がかわいいです。
いつか拾ってみたい。

野球場のあたりを縄張りにしている
ジョウビタキ♂▼

20170205ジョウビタキ

今年は、池を挟んで、
オスメス両方公園に居ついていて、
頻繁に会えるので楽しいです。

ヨシ原のシジュウカラ▼
この公園でいちばん多いのは、
シジュウカラです。

20170205シジュウカラ1

コガモもいつもの場所で▼

2017コガモ

そして、よく会うツグミの個体▼

20170205ツグミ2

沼の橋のあたりが縄張のようです。

ヤマガラやメジロ、エナガなどもいたのですが、
かわいい写真は撮れず。

のんびりした週末も、あと数時間。
明日からまた、頑張ろうっと。












ハクセキレイの羽づくろい。

今朝は気の早いシジュウカラが
さえずり始めた声が響く緑の広場で、
ハクセキレイが羽づくろいをしていました。

20170201ハクセキレイ毛づくろい

息子がセキセイインコを飼いはじめてから、
(名前はポー玉)
鳥が羽繕いする姿を間近で見ています。
鳥は毎日、羽の一本一本を
大事に大事に手入れしているのだと知りました。

羽繕いをしながら体を丸めて、
膨らんだシュー皮のような姿になることもあり、
それはとてもかわいいものです。

ポーちゃんは安全な場所にいるので、
羽繕いの間は集中してわき目も振らずですが、
ハクセキレイは、
まわりをチラチラ気にしながら、
手早く、作業しています。

20170201ハクセキレイ羽繕い2


息子はフィールドで鳥を探していると、
ふとポーちゃんを思い出しては、
「ポーちゃんにはさ、
鳥のこといろいろ教えてもらってるよね」
「だから、お世話になってるよね」
などと話すことがあります。

さて、羽繕いがひととおり終わると、
伸びをして▼

20170201ハクセキレイ羽繕い4
体をブルブルッと振るわせて▼

20170201ハクセキレイ羽繕い3


はい、完成▼

20170201ハクセキレイ羽繕い5

すっかりきれいになって、
沼の反対岸に飛び去って行きました。








鳥の強さ、身軽さを思う。

今朝は、外に出たとたん、
空気の冷たさを感じました。寒いです。
洗濯物も、空っ風にさらされて翻っていました。
(落ちないか、心配なくらい)

風が強い日は、会える鳥も少なく、
今日も例外ではありませんでした。

ゆっくり見られたのは、カモと、
東屋の近くで縄張りを張っている、
ジョウビタキくらい▼

20170124ジョビ子3

そんな今日にがぎって、息子は出がけに、
手袋が見当たらないといい、
素手で出かけていきました。

私もついやりがちで、
ひょっと物をどこかに置いたままにして、
いざ使いたいときに慌てたりしてしまいます。

20170124ジョビ子1

鳥や動物たちを見ていていつも感じるのは、
身ひとつで暮らす強さ、身軽さです。

巣だって、家ではなくて、
子育てのためのものですもんね。

頑丈な住居、便利な技術、ファッションや文化、
味も種類もバリエーションに富んだ食べ物・・・
どれもすばらしいものだけれど、
私たち人間という生き物が、
心地よく暮らすために、
余分なものも多すぎると感じる今日この頃。

さすがに鳥の身軽さはまねできませんが、
今年は身の回りの余計なモノを減らして、
心身ともに身軽に暮らせるように、
していけたらと思っています。



吊り目のカヤクグリ。

週末に筑波山に行ったとき、
成鳥のカヤクグリを初めてじっくりと見た。
結果、ちょっと意外だったのだけれど、

吊目で、
けっこうきつい目をしているのだなと思った。

20170121カヤクグリ

それを息子に話したら、
「そうだよ、図鑑でもそんな感じだよ」
といつものようにさらっと言われてしまう。

20170121カヤクグリ2

図鑑をしっかり読みこなす息子を、
「相変わらずすごいな」と思いつつ、
「そうは言ってもな、
実際見て、その感想も大事なのだよ」とも、
思ったりする。

知識だけでなく想像力を、
五感だけでなくできるなら第六感でも、
できるだけ使って、体験から多くを取り込んで、
豊かに生きていってほしいからだ。
息子には、ちゃんと伝わっていると思うけど。

息子が撮ったのは正面顔▼

20170123カヤクグリ

シックなカヤクグリのお腹の色を見ていたら、
やはりシックで美しい、クロジを見たくなった。



コミミズクがいた。

ハクガンが見たかったので、
千葉の白鳥越冬地に、塒入りを見に出かけた。

途中、川沿いの道を走っているとき、
道路脇に並んでいた木の枝に、
丸みのある猛禽がとまっていた。

私は運転中なので、頼りになる息子に
「左、木の中の猛禽何か見て」と頼んだけれど、
あっという間過ぎて、よくわからない。

チョット見ながら、フクロウ類に思えたので、
「ここは戻ろう」と確かめに行った。
鳥は手前の杭に移動していた。
コミミズクだった。

20170122コミミズク2

うわ~、初めて見るコミミズクが、
車から10メートルくらいのところにいる。

「あの赤い杭。すぐそこだよ!」と教えると、
いつもはすぐに写真を撮りたがる息子が、
「ほんとだ」と静かにしている。

私がカメラを用意していても、
コミミズクも息子も、動かない。

しばらくして「写真、いいの?」と訊くと、
「あ、そうだ。そうだね」と、カメラを出して、
1,2回シャッターを押したようだった。

20170122コミミズク3

あとで聞くと、憧れの鳥に出会って、
無心で見入ってしまったらしい。

「写真ばっかり撮ろうとしないで、
まずはちゃんと双眼鏡で見たらいいのに」と、
老婆心ながらいつも思っていたのだけれど、

憧れの鳥に出会ったら、
自然とああやって「視る」に集中するんだなと、
コミミズクに感謝した。

 *

白鳥の郷では、目当てのハクガンが
なかなか塒に入ってこなかったけれど、
ぎりぎりでなんとか見られたし、

20170122印旛沼オオハクチョウ

関東の地で見るオオハクチョウも、
とても美しかった。

20170122オオハクチョウ2





ハギマシコを見に行った。

昨日、筑波山にハギマシコ探しに行ってきました。

筑波山神社で遅い初詣をした後で、
ケーブルカーに乗り込むと雪が舞いはじめ、
山頂付近の駅に降りたときには、
相当吹雪いていました。

せっかく来たけど、大丈夫か!?
と心配になるほどだったけれど、
ハギマシコはあっさり見つかりました。

雪が降り出して寒いのか、
じっと座り込んで休んでいます▼

20170121ハギマシコ

20170121ハギマシコ2

目当ての鳥を見ていると、
雪も弱まってきました。
すると、息子が「頂上まで登りたい!」というので、
自然観察路のほうから回って、山頂へ。

DSCN8070

私は途中で背中が痛くなってひと休み。
その間に、息子ひとりで元気いっぱい登頂して、
自撮りの登頂写真を撮って戻ってきました。

着ているものすべて泥んこになったものの、
「すっごく楽しかった!」と、
頬を赤く染めて、満足している姿を見て、
私もうれしくなりました。

さて、散策しているうちに雪は上がり、
さすが変わりやすい山の天気。
今度はきれいに晴れてきました。
陽ざしからは、どこかしら春の気配も感じられます。

風も止み、また鳥を探す気持ちになりました。
ハギマシコも陽ざしのなかで、採餌を始めています▼

20170121ハギマシコ7

ベニマシコの「ザ・小鳥!」という愛らしさとは違って、
しっとりと落ち着きがある色合いに佇まい。
名の通りの、落ち着いた美しさを感じました。

20170121ハギマシコ5

そのうち、ハギマシコの群れに、
ミヤマホオジロが混じってきました。
頭の黄色がとても鮮やかなオスです▼

20170121ミヤマホオジロ♂

そして、ミヤマホオジロが行ってしまったあとには、
カヤクグリが登場▼

20170121カヤクグリ

小鳥らしいまあるい体形で、
色は渋めですが、とてもかわいい!
・・・と思いきや、意外にきつい目をしています。

カヤクグリが行ってしまった後も、
ハギマシコの食事は続いていて、
マシコと名の付く鳥をこんなにゆっくり見られて、
まったく贅沢な午後になりました。

20170121ハギマシコ2

そして、そろそろ帰ろうかというとき、
うれしいことに、
大好きな鳥、ルリビタキまで現れてくれました▼

20170121ルリビタキ2

私も息子も、
すっかり筑波山に通いたい病にかかりました。



アカゲラ、いた。

昨日は茨城県南でも雪が降った。
アトリの群れにしばらく見とれた後で、
降りだした。

そこに、久しぶりに聞く連続するドラミングの音。
声も聞こえる、アカゲラだ。

雪はさらさらとした小粒で、
ジャケットがそんなに濡れる風でもなかったので、
アカゲラの声のほうに向かっていくと、
いた。

20170120アカゲラ

暗くて赤い色がはっきり見えなかったし、
すぐに飛んでいってしまった。
でも、姿が見えなくなってからも、
遠くから声が聞こえてきて、楽しかった。

今シーズンは、声も音もしないし、
この近くにいないのかと思っていたので、
ほくほくとうれしい気持ちになる。

20170120雪とヒドリ

雪ふる中、しずかに、
よちよちと芝生を歩き回るヒドリガモも、
かわいかった。