いばらきの、ことり記

鳥が好きな息子(10歳)との日々の暮らし、季節のこと。そしてときどき、弱った自分にかける言葉などを綴っています。

昨日のエナガと『エナガの一生』。

私は最近まで、
エナガのかわいらしさがよくわからなかった。
たまたま出会えば姿を眺めても、
あまり深い興味を持ったことがなかった。

そんなだから、
あまり写真に撮ろうとしたこともなく、
たまにカメラを向けても、
動きが早すぎて撮れたためしがなかった。

でも昨日、初めてエナガが
私的にはかわいく撮れて、
とても嬉しかった。

20171224アエナガ3

20171224アエナガ2

今年の夏の終わりごろだったか、
『エナガの一生』という絵本をたまたま手にとって、
息子と読んだ。






親から生まれ、きょうだいと育ち、
いつのまにか別れ、自分の暮らしを作る。
仲間とともに朝目覚め、夜眠る。
よく食べ、危険を避け、暑さ寒さに耐える。

命を繋いでいく姿。
生きて死ぬ姿。

ありのままの生が、
静かに丁寧に描かれた絵本で、
可愛い本なのに、
どっしりとした読みごたえがあった。
そして、エナガが好きになったんだっけ。

20171224エナガ

20171224アエナガぶら下がり


そうか、あんないい本に出会えて、
今年も幸せだったんだなあ――
エナガを見ながらそんなことを思い出し、
元気が出た。

日々、いいことも嫌なこともあるけれど、
一喜一憂しないで、
エナガのように愚直に暮らしていきたい。







クリスマスイブの赤い鳥。

冬枯れの公園の、奥のほうの藪の、
もじゃもじゃの蔓の隙間から
アカゲラが見えた。

枯れ色の景色のなかに、
そこだけぽっと明るく赤が灯っている――
冬にアカゲラを見つけたときの気分は、
そんな感じだ。

20171224アカゲラけ

「鳥を探しに行っても
あんまり見つけられなかったのに、
クリスマスイブの奇跡だね!」と、
息子が声を弾ませていた。

4月に姉犬がケガをして、
あまり歩けなくなってから、
近くて遠くなった公園の奥。
例年に比べて鳥の数は少ないものの、
アカゲラはちゃんと今年も来ていたんだな。

20171224アカゲラ

沼のほうに戻ると、
アオジが至近距離に降りてきたり、

20171224アオジ

ホシハジロが、採餌で顔を
泥んこにしているのが見えた。

20171224新種のホシハジロ

遠くに行かなくても、
ありがたいことに、
鳥はすぐ近くにいるんだ。





















雪入山と鶴沼に鳥に会いに。

息子の希望で、雪入山に行った。
が、数種類、鳥の声がしただけで、
アオジとヒヨドリ以外の鳥は見られなかった。
トビすらいない。

がっかりだったので、鶴沼に移動した。
出迎えてくれたのは、ハシビロガモ。
どうもいかつい雰囲気のカモと
思っていたけれど、

20171223ハシビロガモ2

こんな穏やかな顔もするんだなと、
ちょっと嬉しくなる。

20171223ハシビロガモ

ここに来るようになって4年目、
去年までコガモとヒドリガモしかいなかったのに、
毎年違うものだなあと思う。

20171223コガモ

コガモは健在。
初めてみたとき、この羽の緑色に
はっとしたのを覚えている。

オオジュリンを探して
沼のまわりを歩いたけれど、
姿が見えず残念だった。

そのかわり、かわいいツグミがいた。
息子も「あのツグミかわいい」とパチリ。

20171223ツグミ

カワセミはいつもの場所で、
狩りをしていた。

20171223カワセミ

オオジュリンのかわりに、
たくさん見られたがホオジロ。

「なんとなく親しみが湧かない」と
息子が言うように、
私も今まではそう思っていたけれど、
私は今年に入って、
ホオジロのよさみたいなものを
なんとなく感じるようになった。

20171223ホオジロ♂

20171223ホオジロ

どの鳥も愛おしくて、
一生懸命生きているなあと思う。
ゆっくり眺めて、楽しい気分になった。

帰りに公園脇の蓮田で、
クサシギにタシギ、タゲリを見られた。
遠くてボケボケだけど、一応写真。

20171223クサシギ

20171223タシギ

20171223タゲリ

久しぶりの雪入ではしゃいだ息子は、
最後疲れ気味だったけれど、
「楽しかったね!」と言い合いながら、
満足して帰路につけて、いい休日だった。

この後は今年から息子も食べるようになった
みかんを買いに、一路、激安スーパーへ。
お疲れさまでした。




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