ことり記

3年目バードウォッチャーの息子(9歳)の探鳥&日々の暮らしの記録。そしてときどき、弱った自分にかける言葉など。

セミの声がやさしいヤスリになる。

今朝は久しぶりの晴れ。
早朝、犬たちといつもの公園に行くと、
日中の暑さを予感させる強い日差しが、
沼の水面に反射していました。

DSC_1017


夏は苦手です。

暑さや湿気が苦手であるし、
蚊に刺されても
よく腕の太さが変わるくらい腫れるため、
虫刺されも避けたい。
犬たちの散歩以外は、
たいてい大人しくしています。

でも、夏の空は雄大で、白鷺の飛ぶ姿が映え、
夜は夜で闇が濃く、
大輪の花火がよく映える。

水平線と入道雲がセットで見られる、
海の景色もいい。

そして、セミの声も好きです。
息子は近年、セミの声を聞くと
「あー暑苦しい」などと言っていますが、
私は不思議と、
うるさいと感じたことがありません。

木陰を歩いていて、
アブラゼミのジーーーっという音を浴びていると、
暑さで余裕がなくなりがちな心に、
ヤスリをかけてもらっているような気がします。

トゲトゲがなだらかな凹凸となり、
夏の暑さのなかに、
安心して戻っていけるような。

セミの声はいのちのうたであり、
私にとっては癒しの音にもなっています。



夏の暑さに負けず、
夏の自然も堪能できるよう、
少しずつ体を鍛え始めた今日この頃です。










巣立ったツバメ、巣に戻る。

夕方、息子と犬と散歩に出ると、
ツバメの巣が空っぽになっていました。

空っぽ0729

そうか、昨日体調を崩してダウンしている間に、
巣立っちゃったんだな――
そうかそうかと旅立ちを喜びつつ、
ちょっとしんみりしていると、
ピーンピーンと鳴き声が響きました。

声の方を仰ぐと、

0729ツバメ巣立つ

つばめが6羽、電線に下り立ちました。
うち2羽はしゅっとしたシルエットなので、
すぐ親とわかります。

一昨日まで、巣には5羽のヒナがいたけれど、
ほやほやの毛が残っていて、
飛び方もぎこちないヒナは、
4羽に減っていました。

0729危なっかしい

それでも、ツバメの親子とまた再会できるとは。
息子も「飛ぶの下手」とか言いつつ、
喜んでいました。
0729巣立ちたてほやほや


  *

公園の沼を一周して、
30分後くらいにまた巣の前を通ると、
電線にツバメたちの姿は消えていました。

あのヒナたちは、今ごろどこにいるのかな。
これから頑張れよ――
などと想いをいたしながら、
やや感傷的な気分で空っぽの巣を見上げると、


   エッ(゜ロ゜@)!!


0729出戻りびな2

ヒナたちが巣に戻っています。

1羽減っているのに巣はぎゅうぎゅうで、
たった2日の間にツバメたちが
どれだけ成長するか、よくわかりました。

20170728ツバメきょうだいかわいい

それにしても、
ツバメのヒナって、飛ぶようになってからも、
巣で寝るんですか。
たしかに、急に大人たちと同じねぐらに、
巣立ち間もないヒナまで入っては、
群れとしての統制をとるのも難しそうですし、
生き延びるのは大変だろうななどと
考えてはいましたが、発見でした。

0729出戻りびな

りりしくも、かわいいぞ!




ここからは、母のつぶやきなのですが・・・

私の目標のひとつに、
いつ息子が親ばなれを迎えても、
ぱっと気持ちよく手を離せる親でありたい、
というのがあります。
きっとその日までもあっという間なんだろうなと、
ツバメを見ていて感じました。

ヴァレリーの詩じゃないけれど、
息子の「独り立ち」いう風が吹いたら、
「さ、じゃあ自分の人生を行きますか!」
とすたすた歩き出せるように、
私も日々精進せねば、です。いやホントに。









ツバメ親子の根競べ。

巣の中に居座る気満々だったヒナたちは、
もう巣だったかな?

そう思いながら散歩に出るとすぐ、
まだ巣立っていないことがわかりました。

なぜなら、

誘う両親

今日は両親揃って、
まだ巣から出てこないヒナを
待っていたからです。

ヒナたちといえば、そんな親たちとは
目を合わせないようにするかのごとく、

知らんぷり

明後日の方向を向いてい(るように見え)ます。

子も、外の世界は怖いのでしょうし、
親は、「そろそろ渡りの練習しないと・・・」
というところでしょうか。
親は忍耐ですね。

散歩の帰り、一羽が巣からはみ出て、
慌てて羽ばたいている場面を見かけたので、
巣立ちもそろそろでしょう。

明日はどうなっているかな、楽しみです。