ことり記

3年目バードウォッチャーの息子(9歳)の探鳥&日々の暮らしの記録。そしてときどき、弱った自分にかける言葉など。

巣立ったツバメ、巣に戻る。

夕方、息子と犬と散歩に出ると、
ツバメの巣が空っぽになっていました。

空っぽ0729

そうか、昨日体調を崩してダウンしている間に、
巣立っちゃったんだな――
そうかそうかと旅立ちを喜びつつ、
ちょっとしんみりしていると、
ピーンピーンと鳴き声が響きました。

声の方を仰ぐと、

0729ツバメ巣立つ

つばめが6羽、電線に下り立ちました。
うち2羽はしゅっとしたシルエットなので、
すぐ親とわかります。

一昨日まで、巣には5羽のヒナがいたけれど、
ほやほやの毛が残っていて、
飛び方もぎこちないヒナは、
4羽に減っていました。

0729危なっかしい

それでも、ツバメの親子とまた再会できるとは。
息子も「飛ぶの下手」とか言いつつ、
喜んでいました。
0729巣立ちたてほやほや


  *

公園の沼を一周して、
30分後くらいにまた巣の前を通ると、
電線にツバメたちの姿は消えていました。

あのヒナたちは、今ごろどこにいるのかな。
これから頑張れよ――
などと想いをいたしながら、
やや感傷的な気分で空っぽの巣を見上げると、


   エッ(゜ロ゜@)!!


0729出戻りびな2

ヒナたちが巣に戻っています。

1羽減っているのに巣はぎゅうぎゅうで、
たった2日の間にツバメたちが
どれだけ成長するか、よくわかりました。

20170728ツバメきょうだいかわいい

それにしても、
ツバメのヒナって、飛ぶようになってからも、
巣で寝るんですか。
たしかに、急に大人たちと同じねぐらに、
巣立ち間もないヒナまで入っては、
群れとしての統制をとるのも難しそうですし、
生き延びるのは大変だろうななどと
考えてはいましたが、発見でした。

0729出戻りびな

りりしくも、かわいいぞ!




ここからは、母のつぶやきなのですが・・・

私の目標のひとつに、
いつ息子が親ばなれを迎えても、
ぱっと気持ちよく手を離せる親でありたい、
というのがあります。
きっとその日までもあっという間なんだろうなと、
ツバメを見ていて感じました。

ヴァレリーの詩じゃないけれど、
息子の「独り立ち」いう風が吹いたら、
「さ、じゃあ自分の人生を行きますか!」
とすたすた歩き出せるように、
私も日々精進せねば、です。いやホントに。









ツバメ親子の根競べ。

巣の中に居座る気満々だったヒナたちは、
もう巣だったかな?

そう思いながら散歩に出るとすぐ、
まだ巣立っていないことがわかりました。

なぜなら、

誘う両親

今日は両親揃って、
まだ巣から出てこないヒナを
待っていたからです。

ヒナたちといえば、そんな親たちとは
目を合わせないようにするかのごとく、

知らんぷり

明後日の方向を向いてい(るように見え)ます。

子も、外の世界は怖いのでしょうし、
親は、「そろそろ渡りの練習しないと・・・」
というところでしょうか。
親は忍耐ですね。

散歩の帰り、一羽が巣からはみ出て、
慌てて羽ばたいている場面を見かけたので、
巣立ちもそろそろでしょう。

明日はどうなっているかな、楽しみです。











飛ぶの、やだやだ!

今年は、部屋の窓から、
ツバメが行き来するのがよく見えると思っていたら、
灯台下暗し。

すぐ近くのビルに、ツバメの巣があって、
すてに大きく育った5羽のきょうだいが、
巣のなかで、
すし詰め状態になっていました。

はみ出ています

なぜ気が付いたかというと、
親鳥が、道路をはさんだ、
巣が見える電線に止まって、

ひよひよひよひよ・・・

と、やさしい声で鳴いていて、

誘う親

なぜこんな声で?
と、不思議に思ったからです。

それはそれはやさしい声で、
その鳥が見つめる先を見てみたら、

20170728ツバメきょうだい

「まだ、巣から出ない!」とばかりに
親からやや目をそらし気味にした
5羽のヒナたちが、
巣のなかでぎゅうぎゅうしていました。

ほやほや感の残るくちばしを見ていたら、
生まれたての息子の、
まだすわらない、ふにゃりとした首を
思い出して、くすぐったい気持ちになりました。

これから南の国に向かうために、
親は、飛ぶ練習を促して、
子どもたちを励ます声だったんだ!

ツバメの親子から、元気をもらった朝でした。